米国 ベルトテクノロジー社
 
エンドレススチールベルト
ベルトテクノロジー社はNASA(米国航空宇宙局)に協力している米国有数の高度溶接技術を基に、
高度な製品を広く各産業界に寄与している会社です。
特にエンドレススチールベルトの溶接技術は卓越しております。
それ故、従来のベルト(金属、非金属を含めて)では、満足出来ない場合、本ベルトでは必ずや、
貴社の目的を満たすと思います。
<特 徴>

強じんである 
強い、軽い。強度対重量が多い。耐久性がある。
高精度
精度の高い再現性。
耐腐食性
耐薬品性大。
清潔である
食品用に最適。
熱に強い
耐熱合金である。
電導性がよい
金属であるため。
潤滑油不要
クリーンである。
スムースな作動
(高精度の為)駆動装置内のアソビが生じない。
精密機構装置に最適
伸縮しない。
クリーンルームに最適

<仕 様>
  • 幅 --------------  最大 914.4mm (36")
  • 厚み ------------ 0.0254mm (25.4μm) 〜 0.762mm
  • 長さ ------------- 最小 76.2mm以上
  • 表面仕上げ ------- 滑らか仕上げ、エンボス、パーフォレーション、研磨材、コーティング(テフロン等)
  • エッジ仕上げ -----  バリ取り、曲面仕上げ、刃先加工、ダイヤモンドコーティング
  • アタッチメント --  ピン、ボス、(金属、プラスチック)
<製作公差>

*素材

  • 幅 ------------- +0.000/-0.127mm
  • 厚み ----------  +/- 5 %
  • 長さ ---------- 0.254mm以下 (3,657mm以内) 1.524mm以下(3.657mm以上)
  • 反り ---------- 通常 1.27mm / 2,440mm(2.44M) 但し、SUS301 HY材を除く
*パーフォレーション(穴開け)
  • 径 ------------- +/- 0.0254mm
  • ピッチ長 ----- +/- 0.0254mm
  • 幅位置 --------- +/- 0.127mm
  • ピッチ精度 --- +/- 0.013mm(基準値) 0.051〜 0.127mm(再現値)
<ベルト寿命の目安>
備考:プーリー2個の摩擦駆動システム基準
システムの設計上、材質の強度、環境、
応力、張力、表面処理、アタッチメント、
その他の要因により異なります。
プーリー径
対ベルトの厚み
比率
ベルトの
予想寿命
625:1
1,000,000
サイクル以上
400:1
500,000
333:1
165,000
200:1
85,000
<システム設計基本事項>
  • 可能な限り使用するプーリー数は少なくする。
  • プーリーの径は大きなものにする。
  • 逆曲げを避けたプーリーシステムにする。
  • 長さと幅の比率は大きくする。
<設計要因による制約>
設置スペースの制約や、特殊な薬品、熱、電気、システムなどにより
設計上制約されることがあります。その他下記の事項を考慮して下さい。
  • 金属ベルトは6.35mmといった極く狭い幅のプーリーでも使用出来ますが、ベルトの寿命は縮まります。
  • 金属ベルトは炉内温度最高590度までの環境で使用出来ますが、ベルトの強度の大部分は、冷間加工や特定の熱処理により得られたものなので、このような高温ではベルトの強度が減少します。
<プリテンション>
穴開加工してないベルト
プリテンション: 27.5 〜 67.5N/mm2
*例
幅:25.4mm、厚み:0.127mm
25.4 x 0.127 x 27.5N =88.7N (最小)

穴開加工済ベルト
プリテンション: 張力が大き過ぎる場合ベルトの寿命に大きく影響します
最大推奨値:13.8N/mm2
*例
幅:25.4mm、厚み:0.127mm、穴径:3.175mm
25.4 - 3.172x 0.127 x 13.8N =38.9N (最大)
<各種用途別ベルトの一例>
アタッチメント付ベルト
フラットベルト
コーティングベルト
穴明きベルト
複合形ベルトB
複合形ベルトA
駆動テープ
《インデックス(位置設定)ベルト》*別ページ
《プーリー》*別ページ
お問合せ: info@eljapan.co.jp